西中国山地自然史研究会 公式ブログ

【報告】芸北トレッキングガイド養成講座〜八幡高原〜

本日は芸北トレッキングガイドの会のガイド養成講座でした.
一気に冬の気候になったかのような寒さのため,手袋・ぼうし・防寒着とフル装備で臨みます.
今回の講師,しらかわハカセより「この時期だからこそ見れるものをガイドできるような内容で,今日は歩きましょう」とのことで,参加者6名で歩きました.
まずは駐車場で冬芽の観察です.
驚いたことに,木々は寒くなるこの時期からもう春の準備をしているのです.冬芽の中でも後に花になるものを花芽(かが),後に葉になるものを葉芽(ようが)とあり, クロモジを観察した時には違いがよくわかりました.
そして,近くのヤドリギやクマ棚なども.(←これらはエキサイティングなトピックですよ!!)
ぜひガイドさんからの案内で,解説を聞いてみてくださいねー.
霧ヶ谷湿原では,種子にスポットライトを当てて観察.
今年は実なりがいいですが,「種ってどんなもの?」「どんな役割をしている?」「どんな特長がある?」というハカセからの楽しく知見にあふれた解説を聞きながら,学びました.
カラコギカエデ,マムシグサ,ツルウメモドキ,ノイバラ,スイカズラ,ヒヨドリバナ,キンミズヒキ,アケボノソウ,ヤマノイモ,カンボク,コナラ,オオマルバノホロシ,キセルアザミなど多くの種類を確認しました.
植物が繁殖するために,多様な戦略を持っていることに驚きました.
そして最後には「バイオミミクリー」というすごく面白いお話を聞きました.これらも生物多様性の恵みであり,暮らしの中に活きていることなんですね!自然の力と,人間の能力に驚かされました.

まとめとして,ガイドの役割は「そこにあるものを伝える」ことに加え,「知っていることを整理する」ことが重要で,何もない世界から拾いだすことが腕のみせどころであることを学びました.
そのためには,いつも教えていただいているように,「知識・意識・技術」を磨き続ける大切さを再認識しました.

今年度のフィールドワークは今回が最後.
中身の濃い,とても充実した研修になりました.

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by nishi-chu | 2013-11-11 16:56 | 芸北トレッキングガイドの会

芸北 高原の自然館と西中国山地自然史研究会の活動を紹介します
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